創業者の想い
初めまして、ライフブック代表の朝倉です。
この度は当サイトに関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
Life bookは私の祖母が実現させてくれた、
とても思い入れの詰まったサービスです。
私の事業を興すキッカケとなりました経緯とLifebookサービスに込める想いを少しお伝えさせていただければ、幸いです。
大好きな祖母との思い出、
初めて経験した家族との別れ
私は幼い頃からおばあちゃんっ子で、近所に住む祖母の家に毎日遊びに行っていました。
銭湯でサウナに入った後、キンキンに冷えたビールを美味しそうに飲む豪快な祖母。
いつも笑顔で優しくて、私と姉を本当によく色々な所へ連れて行ってくれました。
高校生になった私たちはある日、両親から祖母が「ガン」である事を聞かされました。
当時の私たちにはショックが大きすぎて、姉と二人で顔がくしゃくしゃになるほど号泣したことを覚えています。
それでも、元気そうな祖母を見る度
「きっと大丈夫、病気は治るんだ」
と、心のどこかで安心していました。
今になると、心配させない為に無理に明るく振舞ってくれていたのが痛い程分かります。
ある日、「すぐに病院へ来い!」と父から連絡が入りました。
頭が真っ白になり病院へ駆けつけると、酸素マスクと心電図を付けられた祖母を家族が囲んでいました。
姉は泣きながら病室に駆け込むなり、
「おばあちゃん!おばあちゃん!!」
と手を握り、叫び続けました。
意識が戻ることは無く、祖母は家族に見守られながら息を引き取りました。
数日前まで元気だった、
おばあちゃんが亡くなった。。
突然の出来事に頭が追い付きませんでした。
棺の中で眠る祖母を見ていると、
一緒に過ごした思い出が蘇ってきました。
もっといっぱい話をしたかった
もっと一緒にいたかった
ただ一言、
「今までありがとう」と伝えたかった。
そう思った途端に涙が溢れて止まらなくなり、私は人目も気にせず泣き続けました。
大切な人が亡くなる時は本当に突然で、
自分の無力さを痛感させられました。
祖母の生きた時代、学歴、職歴、何も知らなかった孫
祖母を亡くした日から、
私は長い間ずっと考えていました。
おばあちゃんはどんな人生を歩んだのかな?
・小さい頃は友達と何をして遊んでたの?
・どんな夢に目を輝かせて、学校では何の勉強をしていたの?
・おじいちゃんとはどんな場所で出逢って、どんなところに惹かれたんだろう。。
おばあちゃん、、
おばあちゃんの人生は幸せだった?
私はあんなに可愛がってくれた、
大好きな祖母の人生を何一つ知らなかったことに気付きました。
祖母は当時、
「何を思い、どんな風に感じながら」
その時代を生きていたのか。
歩んだ道のりは人づてに聞けても、
祖母の想いを知る事は二度と出来ないのです
私はこの経験から、人の人生や一生について深く考えるようになりました。
自分のルーツを知る、家族と先祖から受け継がれた大切な命
社会人になり祖父の家を訪れた際、
曽祖父や曾祖母の話を聞く機会がありました
「本当にそんな時代があったのか⁉」と驚くような話や興味深い話の数々。
私はそれまで知らなかった「家族の歴史」を通して、自分のルーツを知る大切さを学びました。
話を終える頃には、一度も会ったことの無い先祖を身近な存在に感じた事を覚えています
そして、
自分の家族や先祖の「歩み」を知りたい人は世の中に大勢いるのでは?と感じました。
「自伝」を身近なものにしたい
家族の生きた証を形にして残す「自伝」という物がある事は知っていました。
しかし、
自伝作成は高額で時間も手間もかかるので、一部の方にしか認知されていませんでした
私はもっと幅広い世代の方に利用される物を作りたいと思い、起業を決意しました。
家族の人生を本にして贈る
Life bookサービスの誕生!
私自身が昔、
おばあちゃんとの別れの際に経験した
伝えられなかった後悔、聞けなかった後悔
そんな後悔をする人を少しでも減らしたいと思い、試行錯誤を繰り返しました。
そして、
人生の思い出や経験を「Life book」という形に残して、贈るサービスが誕生しました。
家族一人一人が時代を超え、
繋がり合う社会を目指して
人生を「目に見える形」として残すと、
幼い子供達が成長した時に
自宅の本棚から家族の歴史・ルーツを知る
ことが出来ます。
「先祖の一生から、歴史と想いを受け継ぐ」
我々はLife bookを通じ、
そんな社会を目指しています。
なにより、目まぐるしく過ぎる生活の中で、
「家族の大切さ」を改めて感じ、これまで以上に幸せな時間を共有して頂ければ幸いです