江波 順子

人生いつ何が起こるか分からんから

後悔したくないから毎朝見送るんよ

 

今回は息子様よりお誕生日プレゼントとしてご利用いただいた江波さんにお話を伺いました。
お二人がお互いを思いやる気持ちにとても胸が熱くなりました、ご協力頂きありがとうございました。

お客様からのメッセージ

今回の帰省はプレゼントのお陰で普段話さない話を沢山をして新鮮でした。
母が昔書いていた日記を読んだ時は感極まってしまいました。

本当に愛情を注いで育ててくれたんだなぁと感じましたね、これから少しずつ親孝行していきます。

小さい頃の家庭環境

・母ちゃんの小さい頃ってどんな生活やった?

小さい頃から家の手伝いしてたから友達と遊ぶ暇はあんまり無かったかな。
お父ちゃんはずっと単身赴任でおらんかってお母ちゃんは働きに出てるやろ。

だからよしくんとまぁくん(双子の弟)の面倒見て毎日家事をやるのが当たり前やったね。

・やっぱり子供の頃は父親が家にいなくて寂しかった?

寂しさってゆうよりも弟らの思春期の時とかに、やっぱり男親のお父ちゃんがいてくれたらなぁ~って思うことはあったよ。
でも仕事で仕方なかったしお父ちゃんがいない分みんなで協力して過ごしてたね。


初めて見た母の日記

今日は2、3歩ヨチヨチ歩きが出来ました!すごいねー!
コホコホお咳よくなりますように、頑張って早く治そうね。

母が私を出産してから書き始めた日記には、当時の母が一生懸命愛情を持って育ててくれた記録が残されていました。

・こんな日記書いてくれてたんや、出生体重2380gって軽いな~

毎日一言ずつでも書いてたね。
まさかこうやって一緒に見る日がくるなんて思ってなかったわ。
あんたもこんなにちっさかったんやで。

・俺はどんな子供やった?よく泣いてたよな(笑)

そうそう、何がそんな悲しいんや思うくらいほんまよぉ泣いてたよ(笑)
幼稚園に行くのも嫌がるし、習い事の水泳は1日で嫌ゆうて辞めるし。
ほんま甘えん坊で恥ずかしがり屋やったけど昔から優しい子やったね。


母が大切にしていた自分だけのルール

・すごい覚えてるねんけどさ、母ちゃんどんなにケンカしても次の日には朝いつも通り見送ってくれてたよな?

そうやね、それだけはずっと守ってきたお母さんのルールかな?
家族やからお互い素直に謝られん時もあるけど、ホンマにいつ交通事故に遭ってしまうか分からへんでしょ。
その時に残された方はつまらんケンカの事をずっと引きずってしまうと思う。

家族にそんな思いをさせたくないし自分もしたくない。
人生いつ何が起こるか分からんから、後悔したくないから毎朝見送るんよ。


母の日常を改めて見て、、

パートとして20年以上働いている母は毎朝6時に起きて、朝食と弁当を作って寒い日も雨の日も自転車で仕事へ向かいます。
忙しい日は夜7時まで残業したそのままの足で晩飯の買い物を済ませて帰宅。

家族の誰よりも疲れているはずなのに「遅くなってごめんね~」と笑顔で言いながら料理を始める母。
そんな母の弱音や愚痴は今まで一度も聞いた事がありません。

テレビを見る時も洗濯物を畳む姿を見ていると、尊敬を通り越してなんだか申し訳ないような何とも言えない気持ちになりました。

・母ちゃん、俺は親孝行もせずにあちこち飛び回って好き勝手に生きて心配ばっかりかけてごめんな。

なによ急に気持ち悪いな~(笑)

大抵の人は行動したくても恐くて中々できへんのよ、環境を変える事って凄く勇気のいる事やから。
だからその行動力は凄いと思うしそのまま進めばいいと思うよ。

色んな所に行って色んな景色を自分の肌で感じた事はお金に換えられへん貴重な経験やで。
ほんでどこに行っても周りの人に支えられてる、それはあんたの人徳で財産やからこれからも大切にしなあかんで。

こちらのページはご家族のやりとりを一部抜粋させて頂き、編集したものです。